屋根リフォーム工事でよく聞く鼻隠しとは、役割や修理金額相場も解説します

屋根リフォーム工事でよく聞く鼻隠しとは、役割や修理金額相場も解説します

家の模型

新築一戸建て住宅を始めて建設したりリフォームしたりする時に提示された見積書の中に、普段は見慣れない鼻隠しという聞きなれない業界用語をを見て、鼻隠しってなんの事だろうと疑問に思った人も多いはずです。

 

ここではその鼻隠しについて、鼻隠しの役割や修理・補修等のメンテナンス方法、それに伴う金額相場についてご紹介していきます。

 

 

鼻隠しとは?

鼻隠し

鼻隠しとは、一戸建て住宅などの軒先の先端部分に取り付けられている横板状の部材の事で、屋根を支える垂木の切り口を隠すように取り付けられてます。
何故鼻隠しという呼び名になったかというと、建設業界用語で軒先や垂木などの先端部分の事を鼻先と呼んでいる事に由来します。

 

以前は鼻隠しに使われる材質としては木製やモルタルが主流でしたが、2018年現在ではガルバリウム鋼板や窯業系の材質も加わり、4つの特性の違う材質が使われるようになりました。

 

木製鼻隠し

 

鼻隠しの4つの材質のひとつの木製は、加工や入手が容易なため一番安価で良く使われていますが、紫外線により劣化し易く、再塗装などの定期メンテナンスが必要不可欠な材質です。

 

モルタル製鼻隠し

 

昔の住宅の外壁が多かった事で統一感を出すために鼻隠しの材質にモルタル製がよく使われてきましたが、2018年現在ではモルタル製の外壁が激減しているので減少傾向にあります。

 

ガルバリウム鋼板製鼻隠し

 

ガルバリウム鋼板は、木製の鼻隠しに薄いガルバリウム板金を被せたもので、ガルバリウムは30年以上メンテナンス不要などで、木製の欠点であった紫外線による塗装の必要性が無くなるため、1度施工すれば手間が掛からなくで済む材質です。

 

窯業(ようぎょう)系鼻隠し

 

窯業系の材質としてセラミックスやセメントなどの複合材が多く鼻隠しに使われていて、耐久性や化粧性や耐火性が高い特性があります。

 

窯業とは

粘土、ケイ砂、石灰岩などから陶磁器、瓦、セラミックス、セメントなどの非金属原料を高熱で処理して製作する工業のこと。
窯業と呼ばれるのは窯(かま)を使用して作るためです。

 

鼻隠しには主に4つの役割があります

 

鼻隠しの役割には次にあげるような主要な4つの役目があります。

 

雨水の侵入を防止する

 

雨水侵入防止の役目があり、鼻隠しがないと屋根の内部に雨水が浸み込んでいってしまいます。
一旦垂木や野地板の切り口や垂木間の空間から雨水が屋根裏に侵入すると雨漏りや腐食の原因になります。

 

耐風性を高めるため

 

耐風性を高める役割があり、鼻隠しの隠しをしないと屋根内部の垂木間の空間に風が吹き込んで、屋根に浮力を持たせる事になり、それによって屋根自体が浮力で反り返ってしまいます。
特に台風などの暴風に晒されると大きな被害を受けるリスクが高まります。

 

見た目(化粧性)をよくするため

 

化粧性の向上の役目があり、屋根内部の垂木や野地板の切り口は見た目があまり良くないので、その見た目の悪さを隠して外見を良くする事が出来ます。

 

雨樋を取り付けるため

 

雨樋取り付けのための役目もあり、鼻隠しに雨樋の支持金具を取り付ける事ができるからです。
もしも鼻隠しが無かったら垂木の切り口部分にしか支持金具を付ける事が出来ないので、キチンと雨樋を取り付ける事が出来なくなります。

 

 

屋根リフォームでの鼻隠しの修理・補修等のメンテナンス方法について

鼻隠し塗装

鼻隠しには雨樋が取り付けてあるため、屋根から落ちてくる雨水が雨樋に入る時に飛び散って湿気に晒され、また乾かされてを繰り返すうちにダメージが蓄積されていきます。
また2階の鼻隠しの場合は、かなり風の影響によって、鼻隠しで使われている材質によってダメージが蓄積されます。

 

こういったダメージを残しておくと取り返しのつかない状況になるので、定期的なメンテナンスが必要になり、鼻隠しのメンテナンス・修理方法をいくつか紹介します。

 

鼻隠しを再塗装する

 

再塗装は木製の鼻隠しのメンテナンスに用いられる方法で、塗装によって異なりますが大体約10年から15年に1回の頻度で再塗装する必要fがあります。

 

鼻隠しを交換する

 

交換修理は、台風や竜巻などの突風で破損した場合に用いられる方法で、一部または全部の交換修理を行います。

 

メンテナンスや修理をする時には、鼻隠しから一旦雨樋を外す事になり、この外す作業によって雨樋が変形してしまうので、一緒に雨樋交換もした方がいいと言われてます。

 

鼻隠しの色のポイント。薄い色は避けたほうが良い

鼻隠しの色

鼻隠しは、雨樋を取り付ける箇所なのでどうしても必然的に雨水が飛び散って濡れてしまいます。
鼻隠しが濡れてしまえば当然水垢などの汚れがつき、水垢やカビなどの汚れは汚れが目立つ色である白色の鼻隠しの場合はすごく目立ってしまうので、鼻隠しの色合いは出来るだけ白色等の薄い色ではないほうがいいとされてます。

 

屋根でよく似た箇所、鼻隠しと破風板の違いについて

鼻隠し破風板違い

鼻隠しと似たような目的で使われる破風板があり、どこが違うのか解らない人も多いと思うので説明します。

 

鼻隠しと破風板の違いとは、それぞれの形状や材質や役目などにはほとんど違いがありませんが、大きな違いが一つだけあります。
鼻隠しと破風板の違いとは、そこに雨樋が付けられるか雨樋が付けられないかの違いの一点だけです。

 

簡単に言えば屋根の周辺で雨樋が付いている側のはな隠しで、雨樋が付いていない側が破風板ということになり、だから一般的には鼻隠しと破風板の違いが解り難い理由になってます。

 

 

鼻隠しの修理にかかる金額相場について、費用を0円にできる方法も

鼻隠し金額相場

再塗装と交換修理の金額相場は、足場などを組む費用や雨樋の取り付け工事費用などをいれて大体200,000円〜600,000万円の間が相場とされてます。

 

その鼻隠し費用の負担を0円にできる方法もあって、そのほう方法はすでに加入されている火災保険を利用する方法です。

 

火災保険の中には風災補償を特約として付けられている場合があるので、はな隠しの破損が台風など場合は風災と認められて修理の諸費用を全額払ってくれる場合があります。

 

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