屋根リフォームでの棟の基礎知識と棟上げについて

屋根リフォームでの棟の基礎知識と棟上げについて

屋根

建築においてという言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。しかしこれが一体何のことを指すのか、またどれだけ重要なものなのかが分からないという人もいます。
実際に注文住宅を購入することを考えている人などであれば、基本的な建築の知識がないと安全で丈夫な家づくりを依頼することができません。
そこで棟の基礎知識をご紹介していきます。

 

そもそも棟とは何なのか

 

棟(むね)は三角屋根の頂上部分にあります。
位置する棟によって呼び方が変わり、中心にあるのが大棟、軒先や屋根の隅に向かってあるのが下り棟・隅棟と呼ばれます。

棟

その他にも家を数える単位に使われることもあります。
一般住宅の場合は戸や軒を使いますが、マンションやアパートなどの大型住宅では一棟、二棟のように数えます。

 

棟の配置で屋根の種類が決まる

入母屋屋根

家にはいろんな屋根の形があります。
伝統的な瓦屋根によく見られる入母屋屋根や、三角形が4方向に広がった方形屋根など、外観の印象を大きく変える要素となります。
これは棟の本数や下り棟・隅棟の有無、配置などの違いによるものです。

 

棟を丈夫にする棟包み板金について

 

棟包み板金は1種類ではありません。
材質や機能などによって採用するものが異なるのですが、一体どのようなものがあるのでしょうか。

ガルバリウム鋼板棟

まず棟の材質ですが、主流となっているのがガルバリウム鋼板です。
錆に強く耐久性があるので、頑丈な家づくりを可能にしてくれます。

 

それだけではなく加工もしやすいという特徴があり、板金のスリム化や軽量化も可能です。
これだけ性能が高ければ価格が高いのではないかと思われがちですが、実は価格もそれほど高価ではないので、コストダウンの要素にもなるでしょう。

ステンレス棟

ガルバリウム鋼板と同様に防錆性や耐久性に優れている材質としてステンレスもありますが、価格が少し高いという特徴があります。

銅棟

その他にはがあり、酸化した際の色合いが好まれて純和風住宅でよく使用されています。
昔はトタン製のものがほとんどでしたが、現在ではより高性能がものが好まれるようになったのでガルバリウム鋼板が一般化しています。

 

次に棟の機能ですが、棟包み板金の機能は雨水浸入防止と屋根裏の換気の2つの機能があります。

 

日本古来の伝統儀式、棟上げ式について

棟上げ式

棟上げという言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
これは木造住宅を建てる際に、柱や梁などの骨組みが出来た後に棟木を上げることを言います。
その作業を儀式として棟上げと言いますが、他にも上棟式や建前と呼ばれることもあります。

 

昔はこの儀式を盛大に行うのが一般的で、餅まきを行ったり、お弁当を食べながら宴会を開いたりします。
現在ではこういった風習も少なくなってきています。

 

風で最も壊れやすいのが棟です

壊れやすい棟

家づくりにおいて非常に重要な棟ですが、屋根の頂上部分にあることもあって壊れやすいという特徴もあります。
特に風の影響を受けやすく、台風などで家屋が破損するというのは決して珍しいことではありません。

 

夢のマイホームを購入しようという際に、多くの人がデザインや家の中の機能性を重視する傾向があります。
間取りや使われている材質、耐震性など家づくりにおいてチェックしなければならないポイントがたくさんあるのは事実ですが、家の最も高い部分に位置する棟もとても大切なものです。

 

屋根は家を守る重要なので、強度が必要です。
しっかりと材質や加工の仕方にこだわることで安全な家づくりを可能にします。

 

丈夫な棟にしたからと言って一生危険がないというわけではありません。
長い年月の中で必ず劣化していきますし、天災によってダメージを受ければ家を守り切れないこともあります。
しかし少しでも安全性を高めるために定期的にメンテナンスを行うことが大切です。

 

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