屋根リフォーム工事する時に選ぶ素材、屋根スレートの基礎知識

屋根リフォーム工事する時に選ぶ素材、屋根スレートの基礎知識

スレート屋根

屋根スレートとは、薄い板状をした屋根材であり、厚さは薄いもので2ミリ、厚いものでも5ミリ程度のもののことをいいます。

 

屋根スレートの種類について

 

屋根スレートにはいくつかの種類があり、天然スレート、化粧スレート、石綿スレート、無石綿スレートが該当します。

 

天然スレート

 

天然スレート

 

天然スレートは、粘板岩と呼ばれる岩を薄く切り、板状にしたものとなっています。

 

天然に存在する岩を使用するため、価格としてはほかの屋根スレートに比べて高いですが、天然の岩というのもあり、味わい深い屋根に見せることができます。
ただ、割れやすい、重い、技量がいるなどの理由から普及は進んでいません。

 

化粧スレート

 

化粧スレート

 

化粧スレートですが、セメントと繊維を混合させて、5ミリ程度の厚さにまとめたものを指します。

 

天然スレートと違い、厚さが均一化しており、しかも軽いため、持ち運びが便利という利点があります。
品質もどれも変わらないようにすることができるため、大量に作ることも可能です。

 

一番のメリットは現場での加工が簡単というものです。
そのため、施工費用にお金をかけることもなく、ちゃんとしたものを用意し、それを用いることが可能です。
ただ、着色をしており、メンテナンスは定期的にすることが求められるということもあります。

 

石綿スレート

 

石綿スレート

 

化粧スレートの中でも一時よく使われていたのが石綿スレートです。
石綿スレートは、セメントにアスベストを混ぜたもので構成されています。
アスベストといえば、吸い込むことで肺を傷つけるなどの健康被害があることでもおなじみであり、以前の屋根スレートに石綿スレートが用いられたケースもありました。

 

仮にいまその屋根に使われていたとしても、すぐに何らかの影響があるわけではありません。
ただ、別の屋根スレートに取り換える際に飛散する可能性が浮上します。
このため、石綿スレートを用いている場合には、必ず業者に相談し、その対策を施してもらうことが求められます。

 

無石綿スレート

 

無石綿スレート

 

近年登場するのが無石綿スレートです。
アスベストの代わりに、パルプなどを混ぜて耐久度や軽量を実現させています。
アスベスト対策でこうしたスレートに置き換えをしているところは多く、メンテナンスのついでに屋根スレートの交換をするケースもあります。

 

他にはセメントが多めに入ったセメント系スレートと呼ばれるものもあります。
表面を着色しているのはこうしたセメント系スレートを使用している場合であり、いずれにしても定期的なメンテナンス、そして、異常はないかどうか、そのあたりをきっちりと確かめていくことになります。

 

 

屋根スレートのメリットデメリット

 

スレートのメリット・デメリットですが、まず安価で耐久性があり、加工しやすく、軽いということが言えます。

 

スレート屋根と日本瓦屋根との比較

 

日本瓦

 

日本瓦屋根との比較をすると、瓦の場合は確かに耐久性が高く、強度も強く、メンテナンスもそこまでしなくていいというのがあります。
しかし、日本は地震大国であり、屋根の重みに耐えきれず、地震で倒壊してしまうケースは多いのが特徴です。

 

また、万が一落下した場合にその被害が大きいのも特徴です。
その点、屋根スレートは耐久性が高く、地震にも強く、色合いが選べるのも特徴です。
家の雰囲気に合わせてスレートの色も変えることができます。

 

一方、修理費用が安いのもスレートのメリットです。

 

スレートの屋根は形状が簡単であり、外して装着するぐらいで何の問題もありませんが、日本瓦の場合、色々な下準備が求められます。
それだけ現場での加工が求められ、時間もかかり、人件費も結構かさみます。

 

屋根スレートはそのまま装着すればいいため、そのような心配もいりません。
交換の適齢期だけを見れば、数十年も違い、一見すれば日本瓦の方がよさそうに見えますが、リスクや費用面のことを考えると瓦よりもスレートにした方が色々と勝手がききます。

 

スレート屋根とガルバリウム鋼板屋根との比較

 

ガルバリウム鋼板屋根

 

屋根スレートとガルバリウム鋼板屋根との比較をしてみると、屋根スレートが勝る部分は色合いの多さ、凹みの少なさがあります。

 

ガルバリウム鋼板屋根は、いわば薄い金属の屋根のようなものです。
そのため、ちょっとした衝撃を受けてもすぐに凹みが見られてしまう問題があります。

 

その点、屋根スレートはその心配がありません。
瓦に比べて耐震性がある屋根スレートですが、ガルバリウム鋼板屋根はさらに軽く、耐震性でいえばガルバリウム鋼板屋根の方が上です。
また、ガルバリウム鋼板屋根は色んなデザインにすることができ、メンテナンスも最小限で大丈夫です。

 

 

色々な屋根材には様々なメリット、デメリットがありましたが、安価に用意でき、総合的に見れば屋根スレートの方がおすすめです。

 

問題はどのようなスレートを使うのかであり、実際に設置してくれる業者の力量もあります。
そして、新築物件で屋根スレートを採用した場合には、10年から20年で塗装をしておくことが大事です。
ここで塗装をすることで長く持たせることができますが、怠ってしまうと品質の悪化をすぐに招くことにつながります。
費用を比較してどんなものを使うのか、検討することが求められます。

 

 

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